採卵の思い出〜本番〜
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①https://heshilmama.hatenablog.com/entry/2022/11/27/123024
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③https://heshilmama.hatenablog.com/entry/2022/11/30/123027
前日の夜21時〜絶飲食で腹ペコ状態で迎えた採卵当日
受付後、すぐに外来のベッドへ案内されます。
ベッドと言っても、普通の病室のような作りで、個室になっており、中にはロッカー、2人掛けソファ&テーブル、洗面台、普通の病室用ベッド&オーバーベッドテーブルが備え付けられており……
すごーい✨綺麗〜✨
と、ちょっとテンション上がりました。
まずは、中で病院の浴衣に着替えます。
上下とも下着はつけててOK、パンツは採卵室で脱ぐそうです。トイレを済ませて、処置室で点滴開始。
看護師さんがスーパーキャス22G(一般的な点滴用の針)でルート確保してくれて、その針から採血も済ませて生理食塩水が投与され始めます。
生理食塩水500mlに、プリンペラン(吐き気止め)が入ってるのを確認。やっぱり静脈麻酔で気分悪くなる人多いんだね……。
このクリニック、本当に親切……。吐いてから処置ではなく、吐かないように予防処置してくれてるのです。
地味に感動しながら、点滴開始してすぐに歩いて採卵室へ。
中は小さい手術室みたいな雰囲気で、髪の毛が落ちたりしないようにと帽子を被されて処置台の上へ。ドラマでよく見る青い不織布みたいなモフモフ帽子ですね。
横向いてお尻にプレメディ(鎮静剤)を筋肉注射。
思わず「痛ーーーーーッッッ❗️❗️❗️」と言っちゃうほど、予想外に痛くてびっくり😨💉
右手に血圧測定器、左手に点滴、左手の人差し指にパルスオキシメーター(血液の酸素濃度測る機械)をつけられていきます。
内診台みたいなのが中にあるんだと思ってましたが、普通の手術室みたいに、後付けの足台をガシャコンと取り付けて、両足をそこに乗せて股を開く形でした😌
足は落ちないようにベルトで足台に固定😨
培養士の先生と看護師さんがはげましてくれていると、先生も到着。
まずは、クスコで開いて膣内の洗浄消毒。
うーーん、気持ち悪い😌 イソジン塗られてるんだなっていうザラザラ感……
先生の「麻酔入れてください」の合図で看護師さんが「1…2…3……3ml入りました」と点滴のルートから静脈麻酔を入れてくれるのですが、
「1…2…3……」って聞こえた後からぐわーーーーっと頭が急激にシャットダウンされるような重たい感じになって、全身に力が入りにくく自然と目が閉じちゃうような感じに……😨
周囲の音は聞こえるし、思考は働いてるけど全身の機能奪われたような感じで、「え、私今ちゃんと息してる……❓💦」って時々不安になるほど😨
なのに採卵の針刺された瞬間痛くて「痛いーー❗️」って声出ちゃって、、、
看護師さん「先生、痛そうです❗️」
先生「3ml追加して」
看護師さん「麻酔入れます、1…2…3…」
更に重くなる頭と身体……
途中、もしかしたら知らない間にうとうとしたのかもしれないけど、その後も針刺す痛みは続いていて、
でも「痛い」と声を上げることも出来ないほど全身脱力していて、
あぁ、死ぬ直前の人ってこんな感じなんかな……とかぼんやり思ってました🤣
先生の、「終了でーす」の声を聞いた後も、自分が生きて呼吸しているか不安になる私は、しばらく自動で測定される血圧計がポーンと合図をする度に重い瞼をこじ開けて数値を確認しました……
(血圧110台、SpO2:100%……超元気じゃん……)
とグルグル思考を巡らせながら。
しばらくして、看護師さんの介助のもと車椅子でベッドへ戻るのですが……
これがまた酩酊状態かと思うくらい千鳥足で……
酔っ払った時ですらこんなに千鳥足にならんぞ❓❗️というくらいフラフラで、視界がグルングルン回る感じでした。
ベッドに戻り、すぐに横になって目をつぶっていましたが、横になっていてもグラグラ脳が揺れる感じと、生理痛のような腹痛が襲います。
結局、1〜2時間経っても千鳥足は治らず、15:00になってやっと目眩を覚えながらも自力でトイレ歩行出来るくらいになりました。
ただし、1歩踏み出すごとに腹痛の増強付きです。
目眩と気分不良は翌日も続きます。
つづく